路線価から査定金額を計算する簡単な方法
路線価から査定金額を計算する簡単な方法をご紹介します。
査定金額とは、おおよそ、その土地がいくらくらいの市場価値があるか、つまり、いくらくらいで売却することができるかという金額の目安です。
福留 正明
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路線価とは??
路線価は、国税庁という国の組織が毎年1回発表する、相続税・贈与税を計算するための基準となる土地評価額のことを言います。各税務署や図書館で路線価図をまとめた本もありますが、今では全国すべての路線価をインターネットで簡単に調べることができます。
相続税を計算するための参考価格ですので、この金額ずばりが査定金額にはなりません。
但し、国としても市場価値を参考に税金を課していますので、査定価格を知るための参考にすることはできます。
路線価図の見方
路線価図を見て頂けると、道路ごとに例えば、300Cや80Aなどといった数字+アルファベットの文字列の表記があります。このアルファベットは一旦無視していただいて、その前にある数字部分が評価額となります。その道路に面した土地の1㎡あたりの千円単位の金額です。
例えば、300Cの道路ですと、その道路に面した土地は1㎡当り300千円つまり30万円の価値があるということなります。
路線価から査定価格にチェンジ!!
上記の路線価をもとに土地の路線価による評価額をまずは算出してみましょう。300Cに面した土地が仮に100㎡だとすると、概算となりますが、300千円/㎡×100㎡=3,000万円という価格になります。
ここで、この3,000万円を1.25倍すると、この金額が査定価格の目安となります。
つまり、3,000万円×1.25倍 = 3,750万円となります。
なぜ、1.25倍??
路線価は、公示価格を目安に設定されています。そして、その公示価格の80%に理論上なるように路線価は設定されています。公示価格 ニアリーイコール 査定価格と考えても良いので、1 ÷ 0.8 =1.25倍という計算になります。
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