他の三井・住友と違う?三井住友トラスト不動産での売却を徹底解説!

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「引っ越しに合わせて今の家を売却したいんだけど、三井住友トラスト不動産ならちゃんと売れるかな?」

「他にも名前に『三井』『住友』がつく不動産の会社があるけど、三井住友トラスト不動産は何が違うの?」

三井住友トラスト不動産で不動産の売却を検討している方の中には、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、三井住友トラスト不動産で不動産を売却するメリット・デメリットや、三井住友トラスト不動産という会社の特徴自体について丁寧に解説していきます。

また、他の「三井」「住友」系列の不動産会社との違いなどについても詳しくご説明いたします。

不動産のプロ
利用する上で気になる評判や口コミも掲載しています。少しでも三井住友トラスト不動産の利用を検討している人は必見です!

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1.他の「三井」「住友」とどう違う?三井住友トラスト不動産の概要

三井住友トラスト不動産は名前のとおり、三井グループと住友グループに属する企業です。

三井や住友のような大きなグループ企業はたくさんの関連会社があり、違いを調べるのは難しいですよね。

こちらでは三井住友トラスト不動産に深く関わる部分に焦点をあてて詳しく解説します。

不動産のプロ
少し複雑な話も出てきますが、分かりやすく整理して伝えていくので安心してくださいね。

1-1.三井住友トラスト不動産の概要

三井住友トラスト不動産は、三井住友信託銀行グループに属する不動産会社です。

三井・住友両グループに所属するため業界でのシェアは大きく、最新のデータによると2019年は仲介件数・取扱高ともに第6位となっています。

※横にスクロールできます
順位 仲介件数(件) 取扱高(百万円)
不動産会社 件数 不動産会社 取扱高
1位 三井不動産リアルティグループ 41,533 三井不動産リアルティグループ 1,706,843
2位 住友不動産販売 37,643 住友不動産販売 1,326,357
3位 センチュリー21 26,787 東急リバブル 1,245,530
4位 東急リバブル 25,570 野村不動産グループ 767,324
5位 野村不動産グループ 8,992 センチュリー21 676,484
6位 三井住友トラスト不動産 7,935 三井住友トラスト不動産 504,218
7位 イエステーション 7,728 三菱UFJ不動産販売 414,929
8位 大京グループ 6,580 みずほ不動産販売 384,535
9位 三菱UFJ不動産販売 5,569 三菱地所リアルエステートサービス 307,369
10位 東宝ハウスグループ 4,708 大和ハウスグループ 215,957
11位 近鉄不動産 4,349 大京グループ 168,606
12位 住友林業ホームサービス 4,227 東宝ハウスグループ 158,053
13位 みずほ不動産販売 4,125 大成有楽不動産販売グループ 148,491
14位 大成有楽不動産販売グループ 4,029 住友林業ホームサービス 137,385
15位 大和ハウスグループ 3,552 近鉄不動産 113,732
そもそも、三井住友信託銀行ってどんな銀行?
不動産のプロ
2011年に三井・住友両グループの2つの信託銀行が合併して生まれた金融機関です。

2011年の合併の際、それぞれの関連会社だった中央三井信不動産(三井グループ)とすみしん不動産(住友グループ)も合わせて合併し、三井住友トラスト不動産が生まれました。

2つの財閥の流れを汲む信託銀行の後ろ盾のある不動産会社という点において、三井住友トラスト不動産は他の企業にはない強みを持っています。

明言されているわけではありませんが、信託銀行特有の顧客との密なネットワークは不動産売買においても強力なものでしょう。

メモ
なぜ信託銀行の顧客ネットワークが不動産売買において有効かというと、信託銀行は現金以外の資産を幅広く扱っている金融機関だからです。

その中には不動産も含まれており、現金と同様に運用や管理をしています。したがって、信託銀行は不動産についての知識も充分持っているといえるでしょう。

1-2.他の「三井」「住友」の不動産との違いはここ!

「三井」「住友」と名のつく不動産会社がいくつもあって混乱してしまっている方もいるでしょう。

そもそもどうして同じグループ系列に不動産会社がいくつもあるの?
不動産のプロ
簡単にいうとグループ内の事業分割などによって結果的に会社が別になったからです。

「三井」「住友」系列の不動産会社は大きく3つに分類できます。

それぞれ設立の経緯が異なるため、不動産会社における得意分野も異なります

また、同じグループ内でも交流は少ない傾向にあり、同業のライバル会社というスタンスをとっているため、独立した別の不動産会社だと認識して良いでしょう。

不動産のプロ
ここからは、「三井」「住友」の名前を持つ4つの不動産業者について、それぞれの強みや特徴を中心に紹介していきます。

① 信託銀行の不動産事業を分割してできた会社

  • ・三井住友トラスト不動産……顧客との密なネットワークが強み

三井住友トラスト不動産は三井住友信託銀行グループに属しており、もとを辿ると信託銀行の不動産部門がはじまりです。

信託銀行での運用・管理の知識があるため、「資産」という目で売却をする傾向にあります。

また、銀行の歴史の中で信頼を積み上げた得意先など、顧客との密なネットワークを活かして不動産の買い主を探してくれるでしょう。

② 旧財閥の不動産部門を継承してできた会社

  • ・三井不動産リアルティ……仲介件数、取扱高ともに1位の最大手企業
  • ・住友不動産販売……仲介件数、取扱高ともに2位の超大手企業

三井不動産リアルティって聞いたことないけど……
不動産のプロ
「三井のリハウス」といった方がピンとくる方は多いかもしれませんね。

この2社は、三井・住友両者が財閥解体によって不動産部門を分割して新たに設立した会社です。

財閥から直接分割されたこともあり、市場規模の大きさは一線を画すとものがあります。

店舗数や広告量も多く、いわゆる「大手」の雰囲気を一番感じられる業者といえます。

③ 事業転換によって生まれた会社

  • ・住友林業ホームサービス……木材建築に強み

住友林業ホームサービスは名前から分かるとおり、財閥解体に伴って住友財閥の林業から派生した会社です。

林業の一環として建材を扱っていたことから住宅の関連事業に進出し、現在では不動産の流通でも高い業績を上げています。

木材建築にノウハウを持っており、リフォームなどの工事をはじめとした全体的な分野において実績がある会社といえるでしょう。

三井住友グループのことはなんとなく分かったけど、結局三井住友トラスト不動産に頼むメリットってあるの?
不動産のプロ
お任せください!詳しくは次の章で解説していきます。

2.三井住友トラスト不動産で不動産を売却するメリット!

「三井・住友グループ内には他の大手の会社もあるし、そっちに頼んだ方がいいんじゃないの?」

と疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。

不動産のプロ
しかし、お持ちの物件によっては必ずしも最大手の会社で売却するのがいいとは限らない場合もあります。

それでは、ここから三井住友トラスト不動産の3大メリットを詳しくご説明していきます。

注意
三井住友トラスト不動産は営業エリアが首都圏および主要都市圏に限定されているため、エリア外の物件は取り扱いができません。自分の物件が営業エリア内か不安な方はこちらを確認してから読み進めると良いでしょう。

メリット1 圧倒的な知名度とブランド力で集客力は抜群!査定の評判も良好

三井住友トラスト不動産の強みとしてまずいえるのが、知名度とブランド力です。

三井・住友といった旧財閥の流れを汲む信頼の置ける企業であるということが買い主に伝わるため、物件の印象も良いものにできるでしょう。

また、三井住友信託銀行が宣伝において銀行店頭での展示やネットワークの活用において協力してくれます

営業においても三井住友信託銀行の顧客への働きかけにとどまらず、関連企業の社員や職員にも紹介してくれるため、自分では探すことが不可能な潜在的なニーズへの働きかけが期待できます

また、売却において大きなポイントになる査定額についてですが、三井住友トラスト不動産では地域の特性や情勢を適切に見極めたうえで「確実に売れる」ことを重視した査定をしています 。

【三井住友トラスト不動産の売却活動】
三井住友トラスト不動産の売却活動

価格決定までの経緯や根拠を詳しく説明してくれるので、査定額が予想から離れていた場合は遠慮せずにそのことを伝えると良いでしょう

メリット2 建物の調査からアフターケアまで!安心のサポート・サービス

不動産の売却において、今まで自分が住んでいた物件を売り出すという方は多いのではないでしょうか。

実は居住用の物件は、戸建・マンションにかかわらず築10年頃から老朽化の影響が物件の各所に出始める傾向にあり、不具合が原因になって裁判に発展するケースもあります。

また、このような中古物件は新築物件に比べ売却に時間がかかることが少なくありません

三井住友トラスト不動産では、このような問題やお悩みの対応策として、3つの種類のサービスを行っています

① 建物の検査から土地の測量まで!物件の状況調査

三井住友トラスト不動産では建物状況調査サービスとして、専門の会社による物件の不具合や欠陥などの検査を、無料で提供しています

建物に問題がないように思えても、外から見えない建物内部の設備などに問題が生じている可能性があります。

このような欠陥に気づかないまま売却を行うと、その後物件に不具合が出た場合に修理代などの補償を迫られることもあります

三井住友トラスト不動産では、屋根裏や基礎まで専門家が目視で確認してくれるので、物件の状況をより詳しく正確に買い主に伝えられるようになるでしょう。

注意
利用に条件はあるものの、売り主が業者などでない個人で、かつ物件が築30年以内の自己居住用の戸建住宅・区分マンションであれば原則利用できます

売りたい不動産が戸建てや土地の場合は、土地測量調査サービスとして状況調査と測量も併せて行ってもらえることもあるので事前に担当者に確認をしておくと良いでしょう。

② 不測の設備不良にもしっかり対応!金銭面も安心の保険サービス・修理サポート

たとえ検査をきちんとしていても、引き渡し後に瑕疵(かし)と呼ばれる欠陥や不具合が発見された場合、売り主は「契約不適合責任」を問われ買い主から補修代金の支払いや代金の減額、契約解除、損害賠償などを迫られる可能性があります。

契約不適合責任とは
契約において売り主が買い主に引き渡した物が「契約内容に適合していない」と判断された場合に売り主に発生する責任です。2020年4月の民法改正以前は「瑕疵担保責任」と呼ばれていました。

修繕費などは場合によってかなりの高額になる上、引き渡しからの経過日数によって売り主から買い主へと支払い義務を負う対象が変わるため責任の所在を巡りトラブルになることも多く、一般財団法人不動産適正取引推進機構の判例集にも建物の瑕疵の責任を問うものが数多く掲載されています。

しかし三井住友トラスト不動産の瑕疵保険サービスを利用すれば、売却後に物件に欠陥や不具合が発見された場合でも、売り主・買い主の責任によらず補修費用を肩代わりしてもらえます

買い主にとっても建物や設備の不具合に不安を持つ必要がなくなるので、物件のセールスポイントになります。

また、給湯器やガスコンロなどの住宅設備に不具合が発生した場合は、引き渡しから半年のあいだは責任の所在を問わず無償で行うことができます

【住宅設備修理サポートの対象設備機器】
三井住友トラスト不動産の住宅設備修理サポート
注意
住宅設備修理サポートの対象は1971年以降に建てられた物件に限られており、その他にも事前の動作確認に立ち会いが必須、修理限度額は500万円までといった細かい条件があります。ただし、利用の際に追加費用を支払う必要はありません。

③ 売却までの期限が迫る人も安心のスピード売却

スピード売却は三井住友トラスト不動産と取引している買取会社に売却する形式で行うためのサービスです。

それって普通の売却と何が違うの?
不動産のプロ
買い主を見つける仲介という形式ではなく、三井住友トラスト不動産の紹介してくれる企業が直接買い取ってくれることが大きな違いです。

買取会社との連絡や、買取に伴う条件のとりまとめは三井住友トラスト不動産がすべて行うため、余計な手間をかけずに進められます

引越しなどで売却を急ぐ方や、資金調達のために確実に売却をしたい方などは利用を検討すると良いでしょう。

営業や宣伝を行うことなく不動産の売却が行えるので、取引を内密に進めたいという方にも向いています。

注意
ただし、一般的な売却より価格が下がってしまう傾向にあるので注意が必要です。

メリット3 良い売却には必須!「まち」についての知識が豊富にある

三井住友トラスト不動産は全国76箇所、首都圏には39店舗を構えており、細やかな情報把握に期待ができます

不動産の売却は「売りたい物件がある土地の不動産業者に頼むべき」という原則があるといわれています。

物件がある土地についての住民の様子や土地の雰囲気、物件ごとのニーズについてなどの知識がしっかりある業者は、買い主の購買意欲に強く訴えかける営業が可能です。

その点、三井住友トラスト不動産には首都圏を中心に幅広く店舗を展開しています。

【首都圏の三井住友トラスト不動産の店舗マップ】
三井住友トラスト不動産の店舗マップ

市街地の住宅の密集したエリアには特に拠点を多くおいており、店舗によっては営業エリアをさらにスタッフごとに分けているようです。

地域密着型の徹底した情報収集の結果は、街ごとの歴史や文化などを紹介した「このまちアーカイブス」というコンテンツに現れています。

このまちアーカイブス

このコンテンツの充実度からも三井住友トラスト不動産の地域に根を下ろす営業姿勢が伺えます

3.三井住友トラスト不動産を利用すべきでない人はいる?

不動産のプロ
物件によっては、三井住友トラスト不動産を利用しない方がいい場合もあります。

三井住友トラスト不動産の営業エリアは都市圏に偏っています

公式サイトの物件紹介ページには営業エリアから離れた物件の掲載はほぼありません

営業エリア外の物件の売却を検討している方は、他の不動産会社の利用も併せて検討すると良いでしょう

三井住友トラスト不動産の営業拠点があるのは以下の13都府県です。

三井住友トラスト不動産の営業拠点がある都府県
  • 関東地方:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
    中部地方:愛知県
    近畿地方:大阪府、兵庫県、京都府、奈良県
    中国地方:岡山県、広島県
    九州地方:福岡県、熊本県

4.実際の評判は?三井住友トラスト不動産の評判・口コミ

実際に利用した人の評判ってどうなの?
不動産のプロ
三井住友トラスト不動産は、満足度調査でもユーザーから高評価を得ている不動産会社です。

三井住友トラスト不動産の評判は、きめ細やかなサービスから受ける印象を裏切らない、好意的なものが多いです。

他の大手企業と比べた満足度調査でも、上位に食い込む高評価を記録しています。

4-1.満足度調査はマンション・戸建ともにTOP5入り!

「不動産仲介 売却」におけるオリコンの満足度調査では、三井住友トラスト不動産は2020年3月現在マンション・戸建ともに上位5位に入っています

三井住友トラスト不動産のオリコン満足度調査

また、この調査では各企業の項目別の満足度も掲載しています。

三井住友トラスト不動産の項目別満足度

項目別では担当者の接客力の得点がもっとも高くなっています

接客に不満を持つとただでさえ大変な不動産売却がさらにストレスの溜まるものになってしまうため、この点において良い評価を得ているのは安心できます。

担当者への不満はコミュニケーション不足につながり、良い条件の売却のチャンスも逃してしまうことも考えられるので、接客の満足度は不動産売却においては重要なのです。

また、複数の項目で満足度トップ3に入っており、三井住友トラスト不動産は全体的に高品質なサービスを提供していることが分かります。

4-2.リアルな口コミは?「実際に利用した」ユーザーの声

オリコンの満足度調査には、実際に三井住友トラスト不動産を利用したユーザーの口コミも掲載しています。

掲載されている評判には全体的に良い意見が多く見受けられ、マイナスの意見についても明らかな落ち度を指摘するようなものはありません

ポジティブな口コミ
  • ・「価格設定など初めてのことだらけだったが基本的な情報なども親身になって相談に乗ってくれる」(30代/女性)
    ・「とにかく対応が迅速で、短期間で買主が見つかった」(40代/男性)
    ・「新潟の自宅から東京まで行って契約をしなければならなかったが、日程、時間、先方の都合など含めて、的確で無駄がなかった」(60代以上/男性)

良い評判のなかには「担当者の対応が良かった」「短期間で売買できた」といったものが複数見受けられます。

利用して気になった点についての意見も掲載されていますが、読む限りでは三井住友トラスト不動産の不手際とは断定できないものが多いといえるでしょう。

ネガティブな口コミ
  • ・「手数料が、会社の決まりだとは思うが融通が利かず、人間的に硬かった」(60代以上/男性)
    ・「売却価格が希望より低かったのが不満」(50代/男性)

インターネットの発達した現代では一度不祥事が起きればすぐに世間に広まってしまうため、どの会社でも不正につながる可能性のある行動には慎重になっています。

昔は得意先に「融通」していた部分も、現在は社内で取り締まり公正な営業活動を行っているということかもしれません。

売却価格についても、売り主の希望額と実際のニーズに開きがあった可能性もあるので、一概に三井住友トラスト不動産の落ち度というのは難しいでしょう。

不動産のプロ
こういったネガティブな口コミは、どの不動産会社でも見受けられる一般的なものです。必要以上に気にする必要はないのでご安心くださいね。

5.三井住友トラスト不動産に決める前に!チェックしておきたい2つの注意点

「三井住友トラスト不動産で不動産売却をしようかなあ……」

というように、ここまで読んで三井住友トラスト不動産への依頼を検討し始めた方もいらっしゃるでしょう。

ここでは三井住友トラスト不動産の売却を検討するにあたって、依頼前に確認しておきたい2つの注意点について解説します。

不動産のプロ
不動産会社は高額な資産の売却を二人三脚で進めるパートナーなので、後悔のない取引ができるようしっかりチェックしておきましょう。

5-1.物件の評価・対応はやや厳しめの場合も

三井住友トラスト不動産の不動産売却について、「かなりシビアな評価をされた 」「問題点について容赦なく指摘を受けた」という意見も見られます。

三井住友トラスト不動産では価格が下がりそうな要素など売却に不利に働く問題があった場合はかなりしっかりとした指摘を受ける傾向にあるようです。

具体的に話してもらえてありがたかったという意見もありますが、「確実に売る」ための現実的な査定が行われるという心構えでいるといいですね。

5-2.他社の査定額と必ず比較する

三井住友トラスト不動産の査定についての評判は悪くはありませんが、1社のみで査定を行うのは避け、複数の業者に査定を依頼するようにしましょう

日本には数多くの不動産会社が存在しており、常にどの物件でも三井住友トラスト不動産が高く売ってくれるとは限らないからです。

せっかく三井住友トラスト不動産に頼もうかと思ったのに……他の不動産会社を今から調べ始めるのは大変だなあ。
不動産のプロ
複数の不動産会社を手間なく簡単に比較するには、不動産一括査定サイトを賢く使いましょう。

不動産一括査定サイトとは
不動産の売却見積額を、複数の不動産会社から一括して取り寄せることができるサイトのことです。

聞き慣れないサービスかもしれませんが、大手企業運営のもと、無料で利用できるサービスも数多くあります。

不動産一括査定サイトの仕組み

不動産一括査定サイトに一度物件や売り主の情報を入力すると、サイト側が物件にあった複数の不動産業者を提示してくれます。

つまり、三井住友トラスト不動産を含む複数の不動産会社に一括で査定を依頼できるのです。

複数の業者の査定額を知ると相場の把握もできるので、不自然にかけ離れた査定額を提示する業者を避けることもできます。

注意
査定額が相場より低い業者での売却をおすすめしないのはもちろんですが、査定額が著しく高い業者に売却を依頼するのもおすすめしません。

相場と離れた価格で売却しようとすると、買い主がつくまでの期間が長くなったり、買い主が現れなかったりというリスクがあります

別の不動産で相場に近い価格で売り直したという例もあるため、査定額がより高い業者を選ぶのは間違ったことではありませんが、業者選びの際には注意しましょう。

このあと三井住友トラスト不動産が査定先に含まれるおすすめ不動産一括査定サイトの紹介をしていますので、サイト選びの際は参考にしてみてくださいね。

6.三井住友トラスト不動産も参加するおすすめ一括査定サイト

三井住友トラスト不動産が参加しているおすすめの不動産一括査定サイトはこちらです。

【三井住友トラスト不動産に依頼可!おすすめ不動産一括査定サイト】

SUUMO
SUUMOの不動産一括査定サイトのロゴ
知名度No1! 全国2000社の圧倒的な不動産会社ネットワークが強み
SUUMOは、不動産メディアNo.1の認知度を誇るメディアです。
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  • 知名度No.1の不動産サイト
  • 大手・地場を問わず、全国の優良不動産会社が参加
  • 希望条件にあった不動産会社を絞り込んでから、査定依頼を出せる
▼主な不動産会社
  • ・野村不動産ソリューションズ(野村の仲介+)
  • ・三井住友トラスト不動産
  • ・三菱UFJ不動産販売
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参加会社数 約2,000社
サイト開始時期 2009年~
運営会社 (株)リクルート住まいカンパニー
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  • NTTグループが運営するサービス
  • ② 優良不動産会社が登録しているので、不動産会社選びで失敗しにくい
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▼主な不動産会社
  • ・Daiwa House
  • ・東京建物不動産
  • ・三井ホーム
  • ・京阪電鉄不動産株式会社
  • その他、全国の不動産会社多数
対象エリア 全国
参加会社数 約1,300社
サイト開始時期 2001年~
運営会社 NTTデータ・スマート・ソーシング
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7.まとめ

三井住友トラスト不動産は物件の種類を問わずおすすめできる不動産業者です。

三井・住友の信託銀行の流れを汲む不動産業者で、信託銀行の顧客ネットワークを活かして売却先を探してくれます。

中古物件に起きがちな物件の老朽化によるトラブルに対しても、検査や修理のサービスなど充実した対策をとっており、安心して取引が行えます

ただし、対応エリアは首都圏などの一部都府県に限られるため、地方の物件を持っている方は注意しましょう。

不動産のプロ
売却の検討を進める際は、不動産一括査定サイトを利用して三井住友トラスト不動産以外の業者と比べながら検討すると良いでしょう。

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